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【多様性】どうなる? 建設業界のダイバーシティ

【多様性】どうなる? 建設業界のダイバーシティ

そもそも「ダイバーシティ」って何なの?

政府が掲げ、各企業が取り組んでいる「働き方改革」において、すべての働く人に関わってくるキーワードが「ダイバーシティ」。日本語に訳すと「多様性」という意味です。

近年注目される「ダイバーシティ・マネジメント」ということについて言えば、年齢、性差、国籍、障害、性的指向、性自認等の違いはもちろん、正規/非正規、フルタイム/パートタイムなど働く条件の違いもそれに当たります。

さまざまな立場、状況、環境などが違う人たちのそれぞれの違いを受け入れて理解し、その多様性を生産性の向上に活用していこうというマネジメントを指しています。

「生物多様性」という言葉をご存知でしょうか。環境省のWebサイトによれば「生きものたちの豊かな個性とつながり」という意味です。

地球上には森林、森林、里地里山、河川、湿原、干潟、サンゴ礁など非常に多くの生態系が存在します。さらに動植物から細菌類までさまざまな種が存在し、その上、同じ種でも異なった遺伝子を持っていることもあります。

すべての違う生命は一つひとつに個性を有し、すべてが直接的あるいは間接的に支えあって生きています。このような“違い”こそが、豊かな地球環境をつくっています。

私たちの働く社会も、同様です。いろいろな個性を持つ人たちが、さまざまな職場という生態系で生きています。そこでは、お互いが大事なピースとして存在し、支えあいながらそれぞれの職場を形づくっているのです。

避けられない担い手不足

それでは、なぜダイバーシティがにわかに注目されはじめたのでしょうか?

2018年7月6日に成立した 「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」でも、次のような項目が挙げられています。

・長時間労働の是正

・多様で柔軟な働き方の実現

・雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保

この背景に「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」という、すべての産業に共通する課題があることは言うまでもありません。

日本では1997年を境に人口減少が続いています。建設業界も例外ではなく、その就業者人口は685万人(1997年) → 498万人(2010年) → 500万人(2015年)と減少しています。

その内訳を見てみれば、500万人の約34%が55歳以上であり、29歳以下は10%しかいないという極端な高齢化が進んでいるのです。10年後にはその34%にあたる年代は引退します。このままでは建設業の担い手は減る一方で、さらに技術の継承さえも危うくなる可能性が高まっています。

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「建設の匠」編集部
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「建設の匠」編集部の中の人。ひとりで取材したり記事を書いたり写真を撮ったりしております。ツイッターは@KensetsuTAKUMI、フェイスブックは@kensetsutakumi2018。
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