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映画『前田建設ファンタジー営業部』ヒット祈願! 建設パーソンが生き方を見つめ直すための建築系映画10選

映画『前田建設ファンタジー営業部』ヒット祈願! 建設パーソンが生き方を見つめ直すための建築系映画10選

2020年1月31日(金)、『前田建設ファンタジー営業部』がついに劇場公開となる。

前田建設ファンタジー営業部』とは、アニメやマンガなどの世界に存在する特徴的な建造物を前田建設が受注し、現在の技術や材料で建設する――そんな設定のもと、実在のゼネコンが大マジメに工期や工費を積算する企画だ。

2003年2月にWEBで「Project01 昭和47年作品『マジンガーZ』格納庫検討」からスタートした連載コンテンツが書籍化し、舞台化し、そして17年の歳月を経て映画化されるとはな……実に胸が熱くなる展開である。

ものづくりにプライドを持つ建設パーソンや建築好き、そしてサブカルファンは、劇場公開日をいまかいまかと待ちわびているのではないだろうか。

さて、月末金曜日(プレミアムフライデー!)の『前田建設』公開を待つあいだに、他の建築系映画でテンションを高めてみてはどうだろう?  ここでは建設パーソンへお勧めしたい「建築系映画」をご紹介しよう。

『もしも建物が話せたら』

「できたばかりの超高層ビルが、まもなく解体される名建築が、あるいは自分の住む築20年の家が話せたら、はたしてなにを語ってくれるのだろう?」

建設パーソンなら、一度はそう思ったのではないだろうか。口には出せなかったけれど、似たようなことを考えたことがあるな……そんなアナタなら、本作品を十分すぎるほど楽しめるはず。

本作品はヴィム・ヴェンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリン、カリム・アイヌーズという6人の名監督がそれぞれ思い入れのある建物を取りあげ、その建物の声を描き出すオムニバス・ドキュメンタリーである。

長年にわたり人々の暮らしを見届けてきた建物は、いったいわたしたちになにを語りかけるのか――ぜひ、本作品で確かめていただきたい。

『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』

かつては「完成までには300年かかる」といわれていたサグラダ・ファミリアが、ガウディ没後100周年にあたる2026年に完成する運びとなった。

ここまで工期が短縮されたのは、現在のコンピュータテクノロジーなど科学技術の発展も大きく貢献している。本作品はサグラダ・ファミリアの建築プロジェクトを、内部の映像や建築関係者らのインタビューによって解明していく内容だ。

いかにして工期が短縮されたのか、そして科学技術がどのようにプロジェクトを支えていくのか?  技術革新により変化していく建設業界に身を置く建設パーソンは、本作品との邂逅が今後の働き方を考えるきっかけになるかもしれない。

蛇足だが、「日本のサクラダ・ファミリア」こと横浜駅の映画も制作してほしい。誰か!

『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』

本作品の監督であるナサニエル・カーンは、20世紀建築界の巨匠ルイス・カーンの私生児のうちのひとり。

ルイスの死から30年ものあいだ、ナサニエルは父の死を完全に受け入れることはできなかった。そこで亡き父の人生を知るため、映画監督となったナサニエルは父の遺した建築、そして父を知る関係者を尋ねて旅へ出る――。

この旅の記録こそが、『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』という作品になったのだ。

バングラデシュ国会議事堂、キンベル美術館などを手がけた建築家、ルイス・カーンはどのような人生を歩んできたのか? 衝撃のラストシーンまで、決して目を離さず観ていただけたらと思う次第だ。

『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』

こちらは巨匠は巨匠でも「近代建築の巨匠」、そう、あのル・コルビュジエが登場する。そしてプロダクト・デザイナーや建築家として活躍したアイリーン・グレイ。本作品は、アイリーンが手がけた自身の別荘「E.1027」を中心に物語が展開されていく。

「住宅は住むための機械である」と主張するコルビュジエ。

「ものの価値は創造に込められた愛の深さで決まる」と主張するアイリーン。

両者の住宅設計に対する考え方が、2人の関係を大きく変化させていくようすが繊細に描かれている。

建設パーソンならば、アイリーンとコルビュジエに共感する場面も多いのではないだろうか。名建築「E.1027」をめぐって引き起こされる愛憎のドラマを、その目で確かめてみては……?

『フォスター卿の建築術』

イギリスを代表する名建築家、ノーマン・フォスター卿。

本作品では、フォスター卿が労働者階級から建築家として国際的な評価を受けるまでのプロセスを、ドキュメンタリータッチで描いている。

フォスター卿は、なぜこれほどまでに建築に熱意を抱いているのか。建築に対する彼の考えとは? そして彼の人生観は……。そのすべての答えは、本作品のなかにある。

この作品をどんな建設パーソンに観てほしいか。そう、熱意や憧れを抱いて建設業界へ飛び込んだけれど、その厳しさに心折れてしまいそうなそこのアナタ。アナタにぜひ、おすすめしたい。

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「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部の中の人。ひとりで取材したり記事を書いたり写真を撮ったりしております。ツイッターは@KensetsuTAKUMI、フェイスブックは@kensetsutakumi2018。
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