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ミスマガジン2019・桜田茉央さんが就職したらやってみたかった「建築施工管理」

ミスマガジン2019・桜田茉央さんが就職したらやってみたかった「建築施工管理」

建築・土木系学部・学科はさまざまな逸材を輩出してきた。巨匠と呼ばれる建築家はもとより、名経営者や名現場監督、さらに異業種のデザイナーやイラストレーター、あるいは俳優やモデル、ミュージシャンまで……。

そしてここにも、ひとりの逸材が。「ミスマガジン2019」審査員特別賞に選ばれて芸能界デビューした桜田茉央(さくらだ・まお)さんだ。彼女がなんと、『建設の匠』編集部にやってきたのだァァァァァァァァァァァァァァ(狂喜)!

ミスマガジン2019特別審査員賞を受賞した桜田茉央さん

なぜ彼女が「すべての建設パーソンを応援するメディア」の編集部に来るのか。そう、それは彼女も建設パーソンだからなのである!

卒業制作展を見に行くのが好きな建築女子

今年3月、某女子大の建築学科を卒業した桜田さん。建築学生の例に漏れず、図面と模型まみれの4年間を過ごした。

「自分で決めた進学先である建築学科に入りました。毎日、とても充実していたんですが、やはりすごく忙しくって。でもその時は、自分がやりたいことがひとつに定まっていたので、とにかく勉強に集中していましたね」

「本当に建築のことしか考えられないぐらいに図面や模型づくりに追われていました」

建築学生ならおなじみのバズーカ(注:図面を入れる黒い筒)を常に背負い、電車内でも語学の授業でもいついかなる時も「あの設計はよくなかったなぁ」「先生が言っていたのは、あの建築のことかなぁ」などと考えていたそうな。

なんでも彼女、木造建築好きで、卒業論文のテーマは「旅館の建築」。いったいなぜ木造建築?

「旅行好きな両親が歴史的建造物を好んでいたので、金沢の茶屋街や白川郷、飛騨高山などの街並みがすごく好きになって、それを構成しているお寺や神社、旅館などの木造建築を好きになって、『建築っておもしろいのかも』と思ったのがきっかけです」

木造建築の街並みはたしかに佳き(写真/写真AC)

お気に入りは、国の登録有形文化財にも指定されている飛騨古川の老舗旅館・八ツ三館(やつさんかん)。木造旅館建築は木の素材的なあたたかさに加え、木そのもののカタチを活かした柔らかさがあり、そこにいる人にも柔らかなつながりが生まれる。八ツ三館は「ここにしかない木があるおかげで、この場所ができている」と思える空間なんだそう。

たまたま話題に上った看板建築にも食いつく。「看板建築、いいですよねぇ……。わたしの友達でも好きな子がいて卒論のテーマにしていました」

「やっぱり看板ってお店の顔じゃないですか。お店の歴史がにじみ出るし、柔らかいフォントで店名が書かれているお店はやっぱり物腰の柔らかい店主さんが出てくるし(笑)」

彼女の建築や建築家への畏敬の念は強い。

「卒業旅行はスペインに行って、アントニオ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリアやカサ・ミラ、カサ・パトリョ、グエル公園を観てきました。はじめて建築を見て鳥肌が立ちました。本当にすごかった」

ちなみに彼女の“桜田”は、ガウディが設計したサグラダ・ファミリアから拝借した芸名である。プライベートの卒業旅行でその由来となる建築をわざわざ見に行ったのだ。

「ガウディは『幼少期は自然で遊ぶのが好きで、カタツムリを見て設計の着想を得た』と言われていて、そんな幼い頃からのアイディアが建築にすべて表れていて、建築そのものに生き方が表現されていました。『わたしはここまで考えて生きてこれなかった』と感服したし、あらためて建築のおもしろさを実感しました」

彼女は「つくった人の頭の中を覗いているみたい」という理由で建築模型を愛しているし、つくった人の感性が詰まっていて個性が溢れだしている建築が好きだ。当然、脳内にイメージを浮かべるだけでは建築は到底完成しないこと、自分に知識や経験が圧倒的に不足していることも身に染みて感じたという。「もっといろいろな建築を勉強しておけばよかったです。参考文献を集めるだけで時間を費やしてしまって、結果として作業効率が悪くなってしまって徹夜続き。時間との闘いなのに」とは大学生活を振り返っての桜田的反省の弁。マジメである。

そういえば、こんなエピソードも。

「建築は施主さんが依頼してできあがるものなので、自分が好きなようにつくるのは難しいですよね。でも『自分の個性を全開で出していこう』的なのが卒業制作展だと思うんです。だから卒展がすごく好きで、よく見に行きます。ステキですよね」

というわけで、SNSにまだ慣れず試行錯誤中の彼女に、先日Twitter上で盛り上がっていたハッシュタグ「#かってに卒制展」を紹介しておいた。きっと楽しんでくれるはず。

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「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部の中の人。ひとりで取材したり記事を書いたり写真を撮ったりしております。ツイッターは@KensetsuTAKUMI、フェイスブックは@kensetsutakumi2018。
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