建設の匠
メニュー
メニュー閉じる
タテコレ
1/10
  • 夕暮れ時のレインボーブリッジ。

【タテコレ】レインボーブリッジ・コレクション【夜景】

首都高研究家・清水草一氏も絶賛するレインボーブリッジは、首都高速11号台場線と臨港道路、さらに臨海新交通システム(ゆりかもめ)からなる複合交通施設で、芝浦地区と臨海副都心台場地区を結ぶ橋である。

建設時には羽田空港や東京港の周辺に位置するため、高さや航路の幅など、東京の海の玄関口に架かる橋にはさまざまな制約条件が重なっていた。吊橋とすることが決まったが、海面下46mの軟岩上に作る必要があった。そのため、当時世界でも最大級の「ニューマチックケーソン工法」によって橋の基礎がつくられた。建設に関わった橋梁大手の川田工業のレポートによれば、「吊橋建設にあたって地盤が悪く、その対応には苦慮を強いられた」そうである。

やがて完成した東京港連絡橋に、2万通以上の応募の中から、“レインボーブリッジ”という愛称が授けられた。それを祝うかのように、橋梁としては世界で初めて3色に変化するイルミネーションが採用された。備え付けられた444個のライトは時間や季節、イベントによってその装いを変えていく。意外にも、レインボーブリッジがその名の通り“虹色”に輝くのは、年末年始のみだ(今年は2018年12月1日から2019年1月6日まで)。ともあれ、名実ともに東京を代表する観光名所である。

余談ながら、レインボーブリッジは自動車や「ゆりかもめ」の専用橋のように捉えられがちだが、遊歩道が設けられており、歩いて渡ることもできる(片道は約1.7㎞)。その親しみやすさも、レインボーブリッジの魅力と言えるだろう。

SPOT INFORMATION
レインボーブリッジ(東京港連絡橋)
所在地
東京都港区海岸
建築物
橋梁
用途
道路・トンネル・橋梁
着工年月
1987年
竣工年月
1993年
関連企業
発注者(事業主)
首都高速道路公団
構造設計者
長大
施工者
五洋建設 / 三井住友建設 / 横河ブリッジ / 宮地・NK・サクラダJV
技術・工法
構造形式
3径間2ヒンジ補剛トラス吊橋
規模
橋長:798m,中央径間:570m
工法
ニューマチックケーソン工法
最大支間
570m
橋脚高さ
(海面から)126m
35.637568,139.761842
WRITER
「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部の中の人。ひとりで取材したり記事を書いたり写真を撮ったりしております。建設シロウトですがよろしくお願いします。ツイッターは@KensetsuTAKUMI、フェイスブックは@kensetsutakumi2018。
建設転職ナビ