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タテコレ
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  • 自動車専用道ではなく、歩道も設置されている(都心側のみ)。原付や自転車は通行できない。
  • 夕暮れ時には特殊な構造のシルエットがいっそう際立つ。
  • 毎月定められた色に彩られる東京ゲートブリッジ。8パターンの特別ライトアップも実施される。
  • 橋側面に連続設置された886基のLEDカラー照明は、消費電力の約4割を太陽光発電でまかなっている。

東京ゲートブリッジ・コレクション

2012年2月に開通した東京ゲートブリッジ。なんといっても恐竜が向かい合うような、その形状に目を奪われる。

そもそもその目的はというと、国道357号線やレインボーブリッジなど周辺道路の混雑緩和と、2020年6月末完成予定の「東京国際クルーズターミナル」需要への対応など、物流の円滑化だった。

しかし、東京港の入口に2,618mの巨大な橋を建造するにあたり、ベイブリッジやレインボーブリッジのような吊橋にしなかったのはなぜか?そこには、周辺施設に配慮せねばならない事情があった。

たとえば、架橋の高さである。羽田空港に程近い立地のため、東京ゲートブリッジは離着陸する飛行機に影響を与えないようにしなくてはならない。また桁下は、東京港第三航路の船舶航行を確保する必要がある。軟弱な地盤も懸案材料だった。

さらに実用的ではあるものの、部材数が多く複雑で野暮ったい一般的なトラス構造でいいのか、という問いが立てられた。東京湾の玄関口には、もっと環境への調和とランドマーク性を有する近代的構造が必要なのではないか?と。

それらの要求を叶えるためにFEM解析を導入し設計した結果が、トラスと箱桁を一体化した”鋼3径間連続トラスボックス複合構造”である(高さは126mのレインボーブリッジより低い87.8mで落ち着いた)。加えて高品質鋼(BHS鋼)を採用するなど新手法・新技術を積極的に取り入れた。架橋にあたっては、東京港第三航路を完全閉鎖し、34時間という限られた時間内でフローティングクレーン(大型起重機船)による大ブロック一括架設を行うという前代未聞の試みが行われた。

かくして100年耐用を目指したという高い耐久性と、”恐竜橋”と称される個性豊かな景観が具現化されたのである。

SPOT INFORMATION
東京ゲートブリッジ
所在地
東京都江東区若洲
カテゴリ
橋梁
用途
空港・港湾施設
着工年月
2007年
竣工年月
2012年
関連企業
発注者(事業主)
国土交通省関東地方整備局 東京港湾事務所
設計者
セントラルコンサルタント株式会社 / パシフィックコンサルタンツ株式会社
施工者
五洋建設株式会社 / 宮地エンジニアリング株式会社 / 日立造船株式会社 / 川田工業株式会社
技術・工法
構造形式
主橋梁部:鋼3径間連続トラス・ボックス複合構造 / アプローチ部:鋼3~8径間連続鋼床版箱桁構造
規模
橋長:2,618m(主橋梁部:760m)
建材
橋梁用高性能高張力鋼(BHS鋼)
最大支間
440.0m
橋脚高さ
87.8m
受賞歴
土木学会賞
35.609318,139.825143
WRITER
「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部の中の人。ひとりで取材したり記事を書いたり写真を撮ったりしております。ツイッターは@KensetsuTAKUMI、フェイスブックは@kensetsutakumi2018。
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