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ダムライター・萩原雅紀の「ダム」道。【10】ダムの「中」には何がある?

ダムライター・萩原雅紀の「ダム」道。【10】ダムの「中」には何がある?

コンクリートの塊だったり、岩や土を積み上げた山だったりするダム。水をせき止めるための巨大な構造物だけど、実はダムの中にはいろいろなモノが入っているのをご存知だろうか。

今回は、外観からだけでは分からない「ダムの中にあるモノ」について調べてみた。

「ダムの中が職場」という仕事

子どもの頃、将来なにになりたいか、などと空想したことがある人は少なくないと思う。野球選手だったり、ケーキ屋さんだったり。ユーチューバーなんて、ほんの10年前には存在しなかった仕事が大人気になったりもしている。
では、ダムで働きたい、ダムの中で仕事をする、と考えたことのある子が全国でどのくらいいるだろう。
たぶん、ダムの中がどうなっているか、ましてや人が入れるようになっているかどうかなんて、想像すらしたことのない人が大半だと思う。

この中に何が入っているでしょうか

ダムの中には通路が通っている

しかし、多くのダムは中に入れるようになっているのだ。ダムの中には外からは見えない、監査廊と呼ばれる通路が通っている(小さなダムや古いダムでは通路がないところもある)。

巨大ダムではこんなに通路が張り巡らされている

このくらいのシンプルなダムも多い

堤体の中を通っている監査廊

何のための通路かは後回しにするとして、その通路に行くためにダムの上や下から階段が伸びている。階段は、両岸の谷の斜面と同じような角度で造られているから、急なV字のダムでは信じられないくらいの急角度。手すりに掴まらないと恐怖心を感じるくらいのところもある。

少し分かりづらいけどものすごい急角度の階段

新しいダムでも階段は容赦なく急角度

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WRITER
萩原 雅紀
萩原 雅紀
ダムライター、ダム写真家。1974年東京生まれ。ダムと名のつくものすべてを対象に、ライフワークとして「ダムめぐり」を続けている。これまで訪れたダムは国内外合わせて500基以上。毎年末に「日本ダムアワード」を主宰。ダムカードの発案にも携わる。著書に『ダム』『ダム2』(メディアファクトリー)、『ダムに行こう!』(学研プラス)等。
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