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萩原雅紀の「ダム」道。【16】だからこその造形美!ダムでコンクリートを存分に味わおう

萩原雅紀の「ダム」道。【16】だからこその造形美!ダムでコンクリートを存分に味わおう

エッジの効いたコンクリート感

コンクリートらしさと言えば、打ちっ放しのデザイナーズ建築のように、角がくっきり出たいわゆる「ピン角」の美しさもあると思う。ダムを「打ちっ放し」と表現するのが正しいかどうかは分からないけれど、そういった「デザイナーズダム」も一時期各地に造られた。

「ガンダム」のホワイトベースのようなガッチリした存在感(日吉ダム/京都府)

「面取り」や「角丸」という概念の存在しない世界(苫田ダム/岡山県)

複雑な形状だがラインがスッキリしているしょうゆ顔なのでくどさを感じない(深城ダム/山梨県)

こういったデザイナーズダムはバブル末期に計画がまとまり、それからおよそ10年後の2000年前後に完成した物件に多い。この世代の前後で堤体デザインに大きな変化が見られ、まさに時代のエッジに登場した堤体たちだと言える。

 
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WRITER
萩原 雅紀
萩原 雅紀
ダムライター、ダム写真家。1974年東京生まれ。ダムと名のつくものすべてを対象に、ライフワークとして「ダムめぐり」を続けている。これまで訪れたダムは国内外合わせて500基以上。毎年末に「日本ダムアワード」を主宰。ダムカードの発案にも携わる。著書に『ダム』『ダム2』(メディアファクトリー)、『ダムに行こう!』(学研プラス)等。
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