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萩原雅紀の「ダム」道。【20】いまこそ盛り上がれ!ロックフィルダム・イン・ジャパン・フェス2020

萩原雅紀の「ダム」道。【20】いまこそ盛り上がれ!ロックフィルダム・イン・ジャパン・フェス2020

死ぬまでに見ておきたいロックフィル

というわけで、ロックフィルダムの基本から構造、そして見どころまで解説した。まとめとして、僕が選ぶ部門別のおすすめロックフィルダムを紹介したい。

北陸ブラック三連星

九頭竜ダム(福井県大野市/国土交通省・電源開発/堤高128m)

手取川ダム(石川県白山市/国土交通省・電源開発・石川県/堤高153m)

下小鳥ダム(岐阜県飛騨市/関西電力/堤高119m)

どういう地質なのか分からないけれど、北陸地方を代表する巨大ロックフィルダムはすべて茶色がかった黒色の迫力の堤体が立ち並んでいる。三連星は下小鳥ダムの代わりに御母衣ダム(岐阜県大野郡白川村)を加え、電源開発管理ダムで揃える説もある。どんな説だ。

発毛にご利益が……⁉ フサフサ系3選

漁川ダム(北海道恵庭市/国土交通省/堤高45.5m)

本沢ダム(神奈川県相模原市/神奈川県/堤高73m)

味噌川ダム(長野県木曽郡木祖村/水資源機構/堤高140m)

狙ってなのか偶然なのか、堤体の下流面一面に、フサフサに草が生えているロックフィルダムがある。春は新緑、秋は黄金色に染まり、年間を通じて美しい姿を見せてくれる。実際に発毛にご利益があるかどうかは不明

本体がとにかくでかい3選

胆沢ダム(岩手県奥州市/国土交通省/堤高132m)

森吉山ダム(秋田県北秋田市/国土交通省/堤高89.9m)

高瀬ダム(長野県大町市/東京電力/堤高176m)

そもそもロックフィルダムは数字以上にでかいが、中でもちょっと怯むくらい大きく見える堤体をチョイス。胆沢ダム、森吉山ダムは幅もありため息が出るほどの雄大な堤体を持つ。高瀬ダムは日本のダムの中で堤高が黒部ダムに次ぐ2位。笑いながら泣けるくらいでかい

出くわし系3選

奈良俣ダム(群馬県みなかみ町/水資源機構/堤高158m)

七倉ダム(長野県大町市/東京電力/堤高125m)

御母衣ダム(岐阜県大野郡白川村/電源開発/堤高131m)

ダムに向かって車を走らせていると、カーブを曲がった瞬間に目の前に出現する巨大ダムがある。思わず叫んでしまう、そんな登場パターンのダムを「出くわし系」と呼んでいる。どれも度肝を抜かれること必至なので、ぜひ心して向かってほしい。

セクシー洪水吐3選

摺上川ダム(福島県福島市/国土交通省/堤高105m)

堀川ダム(福島県西白河郡西郷村/福島県/堤高57m)

青土ダム(滋賀県甲賀市/滋賀県/堤高43.5m)

コンクリートダムと違って本体に洪水吐を設置しないので、目的や地形に合わせたさまざまな形の洪水吐を装備しているロックフィルダム。なかでも特にセクシーなものを集めてみた。摺上川ダムの艶かしいライン、堀川ダムのつるりとした白い肌、青土ダムのほかに例を見ないダイナマイトボディなど、どれも観に行く価値のある洪水吐ばかりである。

 
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WRITER
萩原 雅紀
萩原 雅紀
ダムライター、ダム写真家。1974年東京生まれ。ダムと名のつくものすべてを対象に、ライフワークとして「ダムめぐり」を続けている。これまで訪れたダムは国内外合わせて500基以上。毎年末に「日本ダムアワード」を主宰。ダムカードの発案にも携わる。著書に『ダム』『ダム2』(メディアファクトリー)、『ダムに行こう!』(学研プラス)等。
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