建設の匠
Powered by
建設転職ナビ
メニュー
メニュー閉じる
エンタメ

秋本 佑の「建築を読書する」【02】建築設計事務所の本屋plateau booksは「ピカピカな店」をあえて目指さない

秋本 佑の「建築を読書する」【02】建築設計事務所の本屋plateau booksは「ピカピカな店」をあえて目指さない

本屋や図書館、ブックカフェなど「本」や「読書」にまつわる建築は、わたしたちのまわりに多く存在する。つい「その読書空間にはどんな本が並んでいるか」で空間を解釈しがちだが、そうではなく、「どんな建築がその読書空間を形成しているのか」に焦点を当てると、新たに見えてくるものがあるのではないか――?

この連載ではそうした観点から、本(読書)を収める場所としての建築、空間を見つめていく。

第2回は、2019年3月に文京区・白山にオープンした本屋「plateau books」。こちらの本屋を運営するのは、主に商業建築を手がける建築設計事務所「東京建築PLUS」なのだ。

建築設計事務所がつくった本屋なのにジャンルは多様

東京・文京区は白山。歴史ある大学がキャンパスを構えていることもあってか、にぎわいの中にも落ち着きを感じる街だ。

その白山に2019年3月にオープンしたのが「plateau books」(プラトーブックス)。商業空間を手がける建築設計事務所「東京建築PLUS」が自社でデザインから施工までを行い、なおかつ運営までしている本屋だ。新刊書店として営業しつつ、カフェスペースではコーヒーやお菓子なども提供している。

取り扱う書籍は人文書から料理本、絵本まで幅広い。もちろん建築関係のものも扱っており、大型書店でないと目にしたことのないような建築本があるのも特徴的だ。ちなみに“plateau”には、「長い間変化のない、停滞している状態」という意味があり、店名には「変化のない時間こそ、好きな本を読んで過ごす」という想いが込められている。

plateau booksがあるのは白山駅から徒歩5分ほどの場所。駅からの道のりには昔ながらの小さな本屋が数軒あり、街の歴史を感じさせる。

タイル貼りが印象的な入口

ビルのドアを開けて階段を昇った2階に、店舗兼設計事務所の40坪(plateau books:約20坪+東京建築PLUS:約20坪)ほどの空間がある。お話を伺ったのは、東京建築PLUSとplateau booksの代表を務める、中里 聡さんだ。

東京建築PLUS&plateau books代表の中里 聡さん

1
2
3
 
WRITER
秋本 佑
秋本 佑
本(読書)大好きライター。小学生の頃、江戸東京たてもの園で前川國男邸を見て以来の建築好き。建築の専門教育は受けていないものの、「建築ファン」のひとりとして、note(https://note.mu/task_akimoto/m/md67488f9638c)に記事を書くなど。
建設転職ナビ