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ワザ・モノ

【感動巨編】「カレーをつくるのではない、ダムをつくるのだ」と叱咤されつつダムカレーを本気で施工してみた

【感動巨編】「カレーをつくるのではない、ダムをつくるのだ」と叱咤されつつダムカレーを本気で施工してみた

ダムカレーとはいったいなんなのか?

ある日の朝のこと。当社の敏腕WEBマーケター・A立さんが「ダムカレーつくりましたよ!」とドヤ顔でスマホの画像を見せてきた。

このA立さん、当社男性陣の中でも無類の料理好きである。

常日頃から、「家ではかえしからつくっている」「老後は蕎麦屋をやりたい」「家を建てるならコンロは5口あるといいな」「今年のクリスマスはブッシュ・ド・ノエルをつくろう」と言っているほどだ。ドヤ顔で。

昨今、話題のダムカレーをつくってみたらしい。さて、その出来映えは?

写真/A立さん

……なんだろうか、あふれ出る「コレじゃない感」は。

「ダムカレーに違いはないんだけれど、なんか違うような気もするんですよね。 スパイスのせいかなー? 皿のせいかなぁー?」

上の写真を見て、違和感を感じた方は多いだろう。しかしA立さんはダムカレーがなんたるかを理解していないご様子。ならばいっそ「究極のダムカレー」を求めて修行に出ることにした!

そこでわれわれが向かったのは、本所吾妻橋にある割烹・三州家

某グルメ漫画の○食倶楽部っぽいのは気のせいだろう

迎えてくれたのは若きご当主・宮島 咲さんである。

宮島さんは割烹経営者以外に別の顔を持つ。“ダムマニア”であり“ダムカレー協会主宰”なのだ。

なにはともあれ、まずは宮島さんにA立さんのダムカレーを見てもらった。

「いやークッ○パ○ド見て、本物のダムカレーってこんな感じかなぁーと思ってんすけど、どうすかね?」

 

 

「ほほう……」

 

「このダムカレーが本物だと言ったからには答えてもらおうか……」

「まず第一に、ダムカレーとはなにか?」

「えっ……⁉ ダムカレーってご飯をそれっぽく盛ればいいんじゃ……?」

「まず、カレーを流し込む場所が違う。アーチ式でつくろうとしたのは分かるが、貯水池は反対側。これでは水を貯めるとダムは崩壊してしまう……!」

「(あぐぐ)」

「例えばアーチ式は、背中側が貯水池(カレー)だとして、私はダムだとする。後ろから押されても、圧力が左右に分散して、私はなかなか動かない。これがアーチ式の原理だ」

「ついでに言うと、私がお相撲さんだとしてここに座っていたらどれだけ押しても、向こうへ行けない。これが重力式ダムの原理」

「いいか、ダムカレーは、カレーをつくっているんじゃあない!ダムとしてちゃんとつくらなければいけないんだああああああ!」

 

「ひ……」

 

「すいませんしたああああああ!ダムカレーについて、イチから教えてください!」

 

かくして、三州家が主催する「ダムカレー施工教室」に入門することになったのである。

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「建設の匠」編集部
「建設の匠」編集部
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