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“日立オレンジ”を愛してやまない建機マニアの村上さんが「はたらくじどうしゃ博物館友の会 会長」を買って出たワケ

“日立オレンジ”を愛してやまない建機マニアの村上さんが「はたらくじどうしゃ博物館友の会 会長」を買って出たワケ

建設機械ファンのなかでも、ひたすらに自分の世界に打ち込む人と、積極的に他人と交流を図る人がいる。村上隆博さんは典型的な後者タイプ。敬愛する土田健一郎さん(はたらくじどうしゃ博物館館長)をはじめ、業界全体を巻き込んで、建機好きを世界に広めようと日々画策している明るい建機マニアなのだ。

ミニチュアのなかでも一際目立った日立建機

幼少のころから、建設機械やトラックが大好きだった村上隆博さん。お気に入りのミニカーや絵本もすべてはたらく自動車だったという。天気のいい日には近所にある運動公園に出かけて遊んでいた。そんなある日、公園の拡張工事でショベルカーやブルドーザを目撃した村上さんは、それからというもの母親に毎日「ショベルカーとブルドーザを見に行く」と言っては散歩に出かけていったという。休車中の建設機械の前で撮影した写真が残っているが、すべてがこの上ない笑顔で写っているという。機嫌の悪い時もここで建設機械を見せると笑顔になったとか。

村上隆博さんは1970年大阪生まれ。幼少期からはたらく自動車に興味を持ち、模型趣味にも精通。建設機械メーカーに入社し、現在はプロダクトサポート部で拠点への技術支援に奮闘中。はたらくじどうしゃ博物館友の会 会長としても熱く活動している

「小さい子どもの目には、大きくて力強い姿がカッコよく見えたのでしょうね。もちろん今でもその気持ちは変わらないですね。というか公私ともに『建機愛』はさらに加速しています(笑)」

3歳当時の写真。家の近くにあった公園で油圧ショベルをバックにニッコリと笑う村上少年。いつも現場では作業の様子をジッと見つめていたという

休車中には機械の直近で眺めていた。時には現場の作業員に話しかけられることも。人見知りだったというが、作業員にはいつもニコニコ対応

そんな幼少時代を経て、次第にミニチュアにも傾倒していった。

「私は建機と同じくトラックも大好きで、特に建設機械をトラックに積載して運搬している姿は最高にカッコいいと思います。それがトレーラでかつ、タイヤの数が多ければ多いほど熱く萌えます。それに力強いディーゼルの排気音が加わればもうメロメロですよ」

当時から数多くのミニチュアが発売されていたが、その中でも明るいオレンジ色をした日立建機のミニカーが一際カッコよく見えたという。日立建機といえば純国産技術による油圧ショベル第1号である『UH03』をはじめ、油圧ショベル作りに強いこだわりを感じるメーカー。マニアックでしかも色が目立つこともあり、子ども心に衝撃を受けた村上さんは、元来凝り性だったこともあり、日立建機一筋と言っても過言ではないほどにハマリ込んでいった。

村上さんいわく「ふそうの重機運搬トレーラにオレンジ色の油圧ショベルが載っているのがたまりません」。一番好きな組み合わせだそうだ

「本当に昔から日立オレンジのとりこで、大好きでした。今持っているコレクションも、ごくわずかなものを除けばほとんどがオレンジ色の機体です。グッズやパンフレットも日立ばかりなので、ある意味変態ですね(笑)」

コレクションを取り出しご満悦の表情の村上さん。部屋のなかには日立建機のミニチュアが所せましと積み上げられていた

そんな村上さんは学生時代に少しずつ、しかし着実にコレクションを増やしていった。そして念願の建設機械メーカーに入社。2010年に転勤先で知り合った濱 一成さん(現はたらくじどうしゃ博物館友の会副会長)の紹介により、村上さんは運命的な出会いを果たし建機好きをさらに加速させていくことになる。

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『建機グラフィックス』 編集部
『建機グラフィックス』 編集部
土木・建築現場で活躍する建機たちと現場に携わる人々の仕事ぶりを、映像とともに紹介する人気のムック。徹底してプロの現場にこだわる『建機グラフィックス』は、あらゆる現場で活躍する人々と建設機械たちを応援しています。
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