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解体現場に、花束を。ベステラ社長・吉野佳秀氏の「常識など知らない」発想が会社を成功に導く

解体現場に、花束を。ベステラ社長・吉野佳秀氏の「常識など知らない」発想が会社を成功に導く

建設現場をドローンが飛び、ロボットが現場を巡回するようになった。平成から令和へと元号も変わり、建設業界にもイノベーションの波が押し寄せている。

これからの建設業が、現場とICTの協調の時代になることは間違いないが、こんな時代が来るとはほとんどの人が予想していなかっただろう。これまで、建設業界はものづくりを大切にする業界であり、革新の波が最初に寄せるところではなかった。

ところが、何十年も前から、建設業界において、発想力やアイディアを武器に勝負してきた起業家がいた。ベステラを経営する、吉野佳秀社長だ。これまで、常識をくつがえすようなプラント解体の方法を発明し、業界のスタンダードを何回も塗り替えてきた。

「考えない会社は、だめですね」。インタビュー中、吉野氏はさらりと言った。解体手法、経営、世の中の流れなどを、彼は常に考えている。いま手がけているのは、国家的な課題に向けた準備だ。

そんな吉野氏、解体業のイメージから想像がつかないほど、美しいものに対する感性が高い人物だ。「美」の観点から解体現場について語るとき、彼の口からは、ある意外な言葉が飛び出した(くわしくは本文を読んでいただきたい)。

現在78歳。プラント解体のトップランナーとして、ひとりの経営者として。彼はいま、どんな視点で、未来を変えていこうとしているのだろうか。

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WRITER
梶川 知子
梶川 知子
小さい頃はピアニストになろうと思っていたが、育ってきた世界と正反対の「ものづくり」の世界に興味を持ち、建設業界紙記者を経て建設専門のライターに。建設業界の「なにが面白いのか」を考えて取材している。埼玉県出身。
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