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  • EMOら/鉄筋工の単純作業自動化/協働型鉄筋結束ロボを開発

     EMO(香川県三木町、眞部達也社長)はサイエンス(佐藤卓己社長)と共同で、市販されている鉄筋結束電動工具を取り付けるだけで自動化できる協働型鉄筋結束ロボット「トモロボ」を開発した。建設現場での鉄筋工事の単純作業を鉄筋工の代わりに行う。15日から公式サイト(https://www.tomorobo-lab.com)を公開するとともに、3月5-8日に開催される日経メッセ建築建材展で実機をデモ展示し、台数限定での予約販売を開始する。

     

     鉄筋工事は単純作業と熟練技能を求められる作業が混在しており、現状は両方の作業を鉄筋工が行っている。そこで両者は、多くの現場で使用されている市販の鉄筋自動結束機を改造せずに取り付けるだけで、人の代わりに単純作業を行う協働型ロボットを開発した。ロボットの活用により職人が単純大量作業から解放され、技能の必要な作業に集中できるため、生産性向上による労働力不足の解消と労務負荷の軽減を図り、鉄筋工事の魅力向上に向けた労働環境の改善にもつながる。

     

     市販の鉄筋結束機を改造することなく取り付けるだけで、鉄筋の結束作業を自動化でき、2カ所同時に結束することで1カ所当たり2.7秒以下の作業時間を実現した。また、鉄筋の交点を確認しながら作業するため、ピッチの変化にも自動対応する。高光度下や炎天下など現場で起こり得るさまざまな環境下でも確実に鉄筋を感知し、全結束・チドリ結束をスイッチ1つで選択できる簡単操作も特徴だ。さらに、独自の構造により人間の作業誤差にも対応できるという。

     

     価格は220万円(税別)。問い合わせは、EMO・電話087-898-0555。

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    掲載日: 2019年2月19日 | presented by 建設通信新聞

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