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  • 茨城労働局が現場パトロール/大林組施工の日立物流つくば物流C増築

    【働き方改革の実践確認】

     

     茨城労働局と同局土浦労働基準監督署は1日、茨城県つくば市内で大林組が施工している(仮称)日立物流つくば物流センター増築工事の現場を訪れ、2019年度全国安全週間における安全パトロールを実施した。福元俊成同労働局長や谷渉同監督署長らが、大林組の大和田浩所長らの案内のもと現場を見て回った。

     

     冒頭、福元局長は大林組職員や協力会社の職長・作業員らを前に「(県内で)5月以降、重篤な災害が増加している。このため労働局は6月21日から死亡労働災害の防止対策の強化について関係団体に要請している。増加傾向に歯止めを掛けて減少に転じるため本日、安全パトロールを実施する」とあいさつした。

     

     続いて建築主の日立物流の中野勝義茨城営業部長は、テナントの日立建機のつくば部品センタが「物量の増加に伴い、入出庫の機能強化に対応するため増築を決定した。工事期間中、無事故・無災害を継続できるようお願いしたい」と呼びかけた。

     

     その後、福元局長や谷署長らは、鉄骨建て方工事が進む現場をパトロールした。終了後、福元局長は「若年者・高齢者の見える化、一声かけ運動などを通じて熱心に安全な作業の実践に取り組んでいると感じた。外国人労働者が増える中で英語表記の看板も設置されていた。働き方改革の観点からICTを活用した長時間労働の是正、女性や若者が活躍しやすい環境整備にも努めていた。今後も労災防止や働き方改革の推進に取り組んでほしい」と講評した。

     

     14年4月稼働の既存施設は、日立建機が建設機械や鉱山向け機械の保守部品のグローバル供給拠点「つくば部品センタ」として利用中。今回、S造2階建て延べ2万2379㎡の倉庫を増築し、2階は既存施設と接続する。設計・監理は日立建設設計が担当している。20年9月末の全工事完了を目指す。建設地はつくば市稲岡821-1ほか。

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    掲載日: 2019年7月3日 | presented by 建設通信新聞

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