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  • 鹿島ら/建物管理基盤を開発/2019年度内に100件適用目標

     鹿島と鹿島建物総合管理は、日本マイクロソフトと連携して建物管理プラットフォーム「鹿島スマートBM」を開発し、サービスの提供を開始した。累計約60件を国内の既存建物に適用済みで、2019年度中に累計100件の本格適用を目指す。

     

    2536鹿島スマートBMのシステム構成

     

     既存の建物の運用データは、一般的に監視装置の容量に限りがあるため一定期間しか保存しないことが多い。建物の規模や使用方法によって最適な設備運用方法も異なり、設備機器の異常発見などはベテランの管理者の経験に頼っている。機器の運転状態などを把握するセンサーを取り付けてデータを把握できるようになっているものの、取得したデータを蓄積・活用する基盤は十分とは言えない状態だ。

     

     鹿島スマートBMは、空調や照明などの稼働状況、温度・照度などの室内環境、エネルギー消費量など建物データをマイクロソフトのクラウドプラットフォーム「MicrosoftAzure」に蓄積してAI(人工知能)で分析し、設備の最適調整や省エネルギー支援によるランニングコストの削減、機器の異常や故障の早期把握ができる。

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    掲載日: 2019年12月5日 | presented by 建設通信新聞

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