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横浜市新庁舎/CASBEE横浜Sランク取得
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【ZEB、BELSも最高ランク5つ星】
横浜市は、5月に竣工した横浜市役所新庁舎で、建物の環境性能を格付けする「CASBEE横浜認証制度」の最高位評価となるSランクの認証を取得したと発表した。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Readyの実現やBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)評価で最高ランクの5つ星取得、防災・災害システムの構築、豊かなオープンスペースの創出などが評価された。
新庁舎は、ダブルスキンによる高い外皮性能やふく射空調方式、地中熱利用、燃料電池などを導入し、省エネ性能を向上した。自然通風用の換気パネルを広範囲に採用したほか、執務室の温度や照明をセンサーで細かく管理・制御したりすることで、省エネと快適な室内環境を両立した。
ハイブリッド免震システムの採用や、三層吹き抜けのアトリウム(約1200㎡)を始めとした複数のオープンスペース設置などにも取り組んだ。
認証制度は、建築主の環境に対する積極的な取り組みを促すため、2006年からスタート。現在までに横浜三井ビルディングなどがSランク認証を取得している。
新庁舎の規模は、S造地下2階地上32階建て塔屋2層延べ14万2528㎡。設計施工は竹中工務店・西松建設JVが担当した。所在地は横浜市中区本町6-50-10。
残り50%掲載日: 2020年7月3日 | presented by 建設通信新聞