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　内閣府は３日、国土交通省など防災に関係する省庁を集めた会議を開き、急速に発達しながら日本列島に向かって北上している台風１０号に対し、最大級の警戒態勢を構築して対応に当たることを申し合わせた。

　武田良太防災担当相は、「記録的な大雨、暴風、高波、高潮になる恐れがあり、最大級の警戒が必要」と指摘し、「関係省庁は、十分な体制を確保するとともに、地方自治体や関係機関などへの注意喚起、避難の判断に当たっての助言など積極的な対応を」と呼び掛けた＝写真。また、２０１９年に発生した台風１５号、１９号の検証結果を踏まえ、ライフラインに被害が生じても迅速に復旧できる体制の確保を求めた。

　台風１０号は、過去最強クラスの勢力で、５日から７日にかけて沖縄県や九州地方に接近または上陸すると予想されている。