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丸藤シートパイル/切梁の無線軸力監視/高所作業も自動計測
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>丸藤シートパイルが、昨年11月に製品化した切梁の「無線軸力監視システム Shunji(瞬示)」が徐々に現場での採用実績を伸ばしている。IoT(モノのインターネット)を使った自動遠隔監視システムとして、専用のソフトを使用することなく、パソコンやスマートフォンなどでリアルタイムに計測・閲覧が可能。現場の安全性の向上や業務の省力化に役立つ。
システムは、バッテリー駆動タイプの無線圧力計を使用することで、切梁などの支保工材が左右の地中壁から受ける土圧 (軸力)を直接的に計測して、計測データをクラウドサーバーに送信。自動で計測・監視できる仕組みとなる。
自動計測(遠隔監視)によって、危険を伴う高所などでの日常的な計測作業が不要となるなど、安全性の向上に対するメリットがある。圧力の異常を自動検知する警報機能も搭載。設定値を超えた場合、緊急メールを配信するなど業務の効率化・省力化に対する効果も大きい。
これまで切梁の軸力監視は作業員が不安定な現場の油圧ジャッキ(油圧計)を目視で確認するなど、危険性を伴う作業となっていた。
実際に現場での利便性や安全性の高さから、切梁だけでなくシールド工事の支保工管理に採用されるなど、その活用の幅が広がっている状況。同社はそうした活用メリットを周知することで、現場での一層の採用を働き掛けていく。
残り50%掲載日: 2020年10月9日 | presented by 建設通信新聞