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谷沢製作所/フルハーネスと救命胴衣一体化/着脱の煩わしさ解消
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>谷沢製作所(東京都中央区、谷澤和彦社長)は、一体にして使うことができるフルハーネス「ST#573AP」と自動膨張式救命胴衣「ST#5801」を12月1日に発売する。同時着用時の作業性を向上させた。
岸壁や橋梁、港湾作業などでは水中転落に備えて、フルハーネスと救命胴衣を同時に着用しなければならない場合が多くあるが、同時に着用すると、従来の製品では胸ベルトが二重になってしまい、着脱が煩わしい、体の前面にある救命胴衣が作業の邪魔になるなどの課題があった。
同製品は、専用の救命胴衣の胸ベルトをフルハーネスに接続することで一体化し、フルハーネスを着用するだけで救命胴衣が同時に装着できる。大手海洋土木会社の要望と使い勝手のアドバイスを基に、救命胴衣メーカーの藤倉航装と共同開発した。
救命胴衣は、国土交通省の型式承認(桜マーク)を取得した。小型船舶操縦者法により、型式承認を受けた救命胴衣を着用しなければならない場所では、救命胴衣の胸ベルトをフルハーネスから外し、胸ベルトを直接接続することで適法となる。作業者が作業ベルトに工具を多く取り付けることを想定し、通常の救命胴衣と比べ倍の浮力(15kg)を確保した。
定価(税別)はフルハーネスST#573APが2万3600円、救命胴衣ST#5801が4万円。初年度に1万セットの販売を見込む。
残り50%掲載日: 2020年11月5日 | presented by 建設通信新聞