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  • 建機の遠隔操作技術実用化へ検証を開始/コベルコ建機

     コベルコ建機は、次世代遠隔操作技術を用いた働く人を中心とした建設現場のテレワークシステム「K-DIVE CONCEPT」の実用化に向けて、実際の稼働現場での遠隔操作検証を始めた。産業振興(東京都千代田区)の協力のもと、同社の事業所内スクラップヤードでローカル無線通信環境を利用し、ヤード内事務所から約100m離れた現場にある35tクラスのリフティングマグネット仕様の油圧ショベルをベースとしたハンドリング機械を近距離遠隔操作する=写真。1年程度の長期にわたって実作業に導入することで、商品化に向けた最終確認とする。

     

     K―DIVE CONCEPTは、クラウドマッチングシステムと建設機械の遠隔操作を融合させることで、特定の人・場所・時間などの制約を受けずに建設現場での施工が可能となる「建設現場のテレワーク化」を目指している。ステップ1として「近距離での遠隔操作」、ステップ2として「遠距離での遠隔操作」、最終的な目標であるステップ3として「クラウドマッチングシステムと遠隔操作の融合」に向け、段階的な研究・開発を進めており、今回の検証はステップ1に該当する。

     

     今後も、長距離での遠隔操作や多地点接続、第5世代移動通信システム(ローカル5G)との接続活用など、K-DIVE CONCEPTの段階的な実用化に向けた取り組みを継続していく。

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    掲載日: 2020年12月4日 | presented by 建設通信新聞

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