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日本道路/自走式仮設トイレ初導入/道路維持工事現場の作業環境改善へ
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本道路は24日、現場の作業環境を改善する取り組みの一環として、東京支店南総出張所(千葉県木更津市)の現場に自走式仮設水洗トイレ「トイレカー」を導入したと発表した。工期が長く、作業場所が移り変わる道路維持工事の現場に自走式トイレを導入。設置や撤去の手間を省くとともに、現場環境の快適性を高める。全国の大都市周辺にある現場に順次導入する考えだ。
従来は軽トラックの荷台に仮設トイレを積み込み現地に設置していた。運搬と設営に手間がかかっていた。導入したトイレカーは、大・小便器と手洗い場が一台の車両に組み込まれ、現場に移動して停車させればそのまま利用できる。
約280リットルの汚水タンクを備え、一度タンクを交換すれば50~60人が利用できる。自走式のため一般的な仮設トイレに付きものの、洗浄用水の補給やし尿処理の手間を軽減できる。
今回、日本道路の全額出資子会社であるエヌディーリース・システムと6年間のリース契約を交わし、1台を南総出張所の担当現場に試験導入した。
同社は一昨年、机といす、照明などを備える「デスクカー」を全国の現場に50台導入した。現場での作業が終わった後、事務所に戻らなくても報告書作成などの事務処理を行えるようにすることで、業務効率改善に役立てている。
残り50%掲載日: 2018年7月25日 | presented by 日刊建設工業新聞