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パスコ/i-Con事業拡大/最新MMSを実用化
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>パスコは、ICTを活用して建設・土木工事現場の生産性向上を目指すi-Constructionに関連した市場ニーズの拡大に対応するため、悪路でも走行可能なMMS(モービルマッピングシステム)など、最先端の測量・計測技術の実用化研究とサービスの向上を図るとともに、社内の営業・生産体制や企業連携を強化する。
労働人口の減少や高齢化の進展などを背景に、建設生産システム全体の生産性向上を求める市場ニーズは今後ますます拡大することが見込まれる。同社は地上レーザー計測システムやドローンを活用した3次元測量が主流となる状況にあって、あらゆる現場環境に対応できるMMSの実用化研究を加速させる。
特に高圧線など障害物や強風などでドローンの飛行が困難な工事現場でも、効率的に高精度な3次元測量ができる計測手法として、未舗装の現場でも走行可能な専用車両に搭載したレーザー計測システムによる3次元計測の実用化研究を進める。
また、トンネル内部でも計測可能なMMSとして、可搬型MMSを、軌道上を移動するトロッコに搭載し、走行しながらトンネル内空の3次元計測を行う計測手法の実用化研究も進めていく。
これと併せたi-Con事業拡大施策として、全国に散在する工事現場のニーズに対応するため、全国7拠点に専門担当を配置。各都道府県にある営業拠点を窓口に、全国のニーズを吸い上げて対応する体制を18年度期首から本格化したほか、全国7拠点に分散していた処理(生産)体制を、沖縄の空間情報処理センターに集約し、18年度末までに集中処理の体制を整備する。19年度からRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)やAI(人工知能)を使った自動化処理の実装を目指す。
西尾レントオールや日立システムズ、日本UAV利用促進協議会との協業による工事現場での3次元測量支援や高度ドローンオペレーターの育成支援なども推進。今後さらにパートナー網の拡充を図っていく考えだ。
残り50%掲載日: 2018年8月29日 | presented by 建設通信新聞