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  • 新型ドローン/次世代橋梁点検を実証/国際航業とエアロネクスト/重心制御で接近も

     国際航業は、ドローン・アーキテクチャー研究所のエアロネクスト(東京都渋谷区、田路圭輔社長)と新型ドローン「Next INDUSTRY™」を活用した次世代の橋梁点検手法の実証実験を実施。独自の重心制御技術4D Gravity™を搭載したドローンにより、機体とカメラやセンサーなどの搭載物の物理的な距離を確保し、従来のドローンでは難しかった対象物への接近や狭い空間への侵入、橋梁現場での安定飛行を実現した。

     

     エアロネクストは、「姿勢制御」をドローン・アーキテクチャーの中心テーマに、重心制御技術に強みを持つ機体開発を行っている。搭載物の重量が機体の飛行に影響を与えない4D Gravity™の利点を最大限に生かして、24時間飛行を実現する地上給電システムの採用も予定している。

     

     豊富なインフラ整備実績を持つ国際航業との協業により今後、橋梁点検専用Next INDUSTRY™の実用化に向け、非GPS環境下で自律飛行が可能な制御プログラムを搭載した実用機体を開発、橋梁点検業務の効率化とコスト削減を両立するドローンの本格的な活用を目指す。

     

     群馬県内で実施した実証実験を撮影した映像は、3日から6日まで京都市で開催される「Industry Co-Creation(ICC)サミットKYOTO2018」のカタパルト・パークで展示される予定だ。

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    掲載日: 2018年9月3日 | presented by 建設通信新聞

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