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熊谷組/音声入力で水準測量作業を効率化/数値の読み上げで自動計算・データ保存
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>熊谷組は5日、音声入力機能を持つ水準測量支援アプリを開発したと発表した。標尺の読み値をタブレット型端末のipadに接続したマイク付きイヤホンに向かって読み上げるだけで地盤高などが自動計算され、データが保存される。野帳への記入や電卓による計算が不要で、測量から計算、結果出力までの作業がipad一つでできるため、水準測量作業の効率化が期待できる。
同社は土木事業本部内に「スマートデバイス現場業務効率化ワーキンググループ」を立ち上げ、現場に勤務する40歳以下の社員全員にipadを配布するなど、15年から建設現場の生産性向上策を検討。この一環として、現場で日常的に行う水準測量作業の効率化に向け、昨年から支援アプリの開発を進めてきた。今回開発した「Voice Input System for Leveling(VOISL=ボイスル)」は、音声入力機能を持っているのが特徴。標尺を見ながら読み値を読み上げるだけで電子野帳に読み値が入力される仕組み。聞き取った数値をアプリが復唱するため、正確な数値を入力できる。
残り50%掲載日: 2017年7月6日 | presented by 日刊建設工業新聞