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ナカノフドー建設/女性活躍 順調に進展/「えるぼし」認定を弾みに
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>ナカノフドー建設は、女性活躍推進に積極的に取り組んでいる。同社が女性活躍推進法の施行を受けて作成した行動計画では、「女性の採用を強化し2018年度の女性社員数を15年度から10%増加する」「18年度までに現場作業所で女性所長を誕生する」「女性の業務内容を見直し、活躍に向けた環境整備と人材育成に取り組む」の3点を目標に掲げる。取り組みは順調に進展しており、8月には「えるぼし」1段階目の認定を取得した。
行動計画で定めた目標のうち、女性現場所長は17年7月に誕生した。女性社員数も18年度末には目標を上回る20%増を実現する見込みだ。ことしの新入社員と19年入社予定の内定者の約3分の1は女性となっており、行動計画策定前と比較して大幅に割合を伸ばしている。
環境整備と人材育成では、次世代の女性リーダーとなる管理職育成のための研修会を開催。加えて、現在管理職に就いている社員を対象にした研修を開き、女性活躍推進への理解浸透を進めている。
8月に認定を受けた「えるぼし」は、女性活躍推進法に基づく取り組みが優良な企業を厚生労働相が認定する制度。同社はパートや常勤嘱託として勤務する女性非正規社員の正社員登用を推進したことが評価され、えるぼし1段階目の取得に至った。非正規社員の正社員登用について、小笠原隆之総務部人事グループ長は、「非正規雇用でも職務に精通した者を登用し、即戦力となってもらうことに期待した」と狙いを述べる。
今後も、えるぼしの上位認定取得をさらなる目標に女性活躍を一層推進していく考えで、特に採用と管理職比率を重点的に伸ばしていく。小笠原氏は「研修などこれまでの取り組みを踏まえて、社員に成長してほしい」と期待を示した。
残り50%掲載日: 2018年10月9日 | presented by 建設通信新聞