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大成建設/異音個所 正確に特定/音源探査システム作業時間、コスト削減
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大成建設は、建築部材の干渉などで生じる異音の発生個所を正確に測定する音源探査システム「TSounds-Radar」を開発した。マイクロホンにより建物内の異音の発生個所を測定し、カメラで撮影した画像と重ねることで発生個所を可視化する。音の到来方向を高精度に測定でき、迅速な異音対策に貢献する。
建物内では日射で建築部材が熱伸びし、接している部材間の伸縮特性の違いから摩擦抵抗が大きくなることなどにより、突発的に異音が発生する場合がある。通常は振動計による測定などで発生個所を特定するが、異音は発生頻度が低いため短時間での特定が難しかった。
開発したシステムは全天球カメラとマイクロホンを取り付けた円状フレーム、パソコンなどで構成する。異音の発生方向の推定には音の信号と振幅、位相情報を利用する「MUSIC(Multiple Signal Classification)法」を採用し、高精度に音源方向を特定できる。
残り50%掲載日: 2017年11月27日 | presented by 建設通信新聞