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大成ロテ/共同溝工事にホロレンズ/既設埋設管の損傷防止
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大成ロテックは、CIMデータとマイクロソフト社の「HoloLens」を活用した事故防止技術を電線共同溝工事に導入した。ことし2月から施工を開始した国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所発注の国道42号秋葉町管路線敷設他工事に適用し、その効果を確認できたことから、今後の同工種への適用を本格化していく。
HoloLensは現実世界とホログラフィックを重ねて表示できる眼鏡型ウェアラブル端末。大成ロテックは、レーダー探査した既設埋設物の3次元モデルと電線共同溝の3次元設計データの3次元統合データを、インフォマティクス社のGyroEyeHoloでオリジナルファイルに変換して同製品に取り込み、重機オペレーターなどの工事関係者が施工前に現地で設計と埋設の位置関係を視認して、既設埋設管の損傷を防止できるようにした。
初導入した国道42号の無電柱化工事は、商店や住宅が並ぶ交通量の多い国道を片側規制で交通解放しながらの工事であるため、速やかな施工に加えて地下埋設物の損傷事故防止など安全管理への注意も求められた。
同技術で既設地下埋設物の正確な位置情報を可視化して現場の作業員に周知したところ、地下埋設物の損傷防止に効果が確認できた。
また、CIMを導入して既設管と設計を3次元データ上で比較することで、管路の干渉などの事前協議がスムーズに進み、手戻りを減らす効果があった。
残り50%掲載日: 2018年10月22日 | presented by 建設通信新聞