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西武鉄道の新型特急「Laview」/妹島氏が内・外装デザイン
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【美しさと心地よさを追求】
西武鉄道は29日、25年ぶりに新造する新型特急列車「Laview(ラビュー)」を発表した。デザインコンセプトや内・外装デザインは建築家の妹島和世氏が担当。新たなフラッグシップトレインとして2019年3月にデビューする。
「いままでに見たことがない車両」をテーマに、美しさと心地よさを追求した新型特急車両。先頭には国内初の曲線半径1500mmの3次元曲面ガラスを採用し、客室窓は縦1350mm、横1580mmという大型窓ガラスを配した。エントランス床材には人造大理石を採用した。テキスタイルは安東陽子氏(安藤陽子デザイン)、照明デザインは豊久将三氏、デザインコーディネーションとグラフィックデザインは建築家の棚瀬純孝氏がそれぞれ担当した。
後藤高志会長は、「西武グループ全体が新たな視点からイノベーションに挑戦するシンボルであり、これからの100年を象徴するデザイン」と強調。若林久社長は、「大勢の人に末永く親しんでもらいたい」と愛称を発表した。
初めて鉄道車両のデザインを手掛けた妹島氏は、「みんながくつろげるリビングであり、沿線と一緒に風景をつくるようなデザインを目指した。走り出すのが待ち遠しい」とコンセプトを紹介。同社のイメージキャラクターを務める女優の土屋太鳳さんは、温かみがある黄色を基調とする内装デザインに「元気になるカラーで、わくわくしている」と期待を語った。
残り50%掲載日: 2018年10月30日 | presented by 建設通信新聞