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空調機器/IoTで一括管理/三菱重工サーマルシステムズ/多拠点を常時最適制御
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>三菱重工サーマルシステムズ(MTH)は、空調機器をIoT(モノのインターネット)で一括管理する「M-ACCESS(エム-アクセス)」を2018年1月から提供する。24時間365日、遠隔で多拠点の空調機器の運転状態を見守りつつ、最適な省エネ制御を行うことで、オフィスビルや店舗のトータルマネジメントをサポートする。
クラウド型ゲートウェイ機器を採用した遠隔監視システムで、インターネットを介し、遠隔地にある空調機器の状態を容易に監視・操作することが可能だ。ビル用マルチエアコンだけでなく、店舗用パッケージエアコンやルームエアコン、暖房機にも接続できる。
最大の特長は省エネ機能という。設定温度シフトや運転モード変更といった基本機能に加え、消費電力量グラフ表示によって省エネ意識の向上を狙うサイネージ機能などを搭載。あらかじめ設定した年間消費電力量と天気予報情報に基づく消費電力量最適化機能で、ビル全体のきめ細かいエネルギーマネジメントを実現する。
さらに、データセンターに収集したビッグデータの分析により、空調機器の変調を事前に把握することで突然の故障を回避し、機器の性能低下抑制と製品寿命の延長を図るシステムも現在開発中。万が一の故障時には、速やかに電子メールを顧客とMTHのサービス拠点に発信し、迅速な復旧につなげる。
残り50%掲載日: 2017年11月29日 | presented by 建設通信新聞