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クローズアップ・大林道路社長 福本勝司氏
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【たゆまぬ“カイゼン”を目指す】
「これからは技術開発をさらに進めて社会環境の変化に対応していくことが必要となる」。ことしで27回目を迎えた施工技術発表会を前に力を込める。2022年3月期までの5カ年の中期経営計画の基本方針には「技術導入や技術開発の積極的な推進による技術力向上」を掲げており、さらなる成長に向けて「注力する技術分野をより明確にしていく」と決意を示す。
中でも重点を置くのはIT化だ。「担い手確保や働き方改革を進めるためにもIT化は大きな力となる」とし、「日ごろの業務を自動化し、機械により簡素化することで勤務時間や勤務形態をかえることができる」と考える。機械化が進むことで現場での人と機械の混在も防ぐことができるため「品質と安全の確保にも寄与する」
維持更新も注力分野の1つ。「社会に快適なインフラを提供することが使命。これから数多く出てくる維持更新工事についても技術開発を進めていく」と見据える。
今回の施工技術発表会ではトヨタの生産方式の核となる「カイゼン」をテーマに掲げた。「技術開発のニーズは現場にある。日々の現場での作業に疑問を持ち、問題点を探し当てて改善していく小さなサイクルを繰り返すことで会社全体の力を上げていける」とし、「たゆまぬカイゼンを目指していく」と強調する。そのためにも意識改革の重要性を強調し、社員には「現場で何かできるのではないかという意識を育ててほしい」と呼び掛ける。
残り50%掲載日: 2017年11月29日 | presented by 建設通信新聞