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  • そこが聞きたい・WHERE社長 丸田一氏(まるた・はじめ)

    【次世代型ビーコン現場活用の狙いは?/位置情報で生産性向上】

     

     建物内や地下など限られた空間にネットワークを構築し、センサーで人やモノの位置を把握する『ビーコン』が、建設現場の生産性向上に応用され始めた。次世代型の『EXBeacon(エックスビーコン)』を開発したWHERE(東京都千代田区、丸田一社長)は、施設や建設現場に固有のIoTネットワークを構築する『EXBeaconプラットフォーム』と施工を一体化したサービスを開始している。人やモノの動きの“見える化”が、現場の生産性向上にいかに貢献できるのか丸田社長に聞いた。 エックスビーコンは、各端末がセンサーで相互通信するフラッド型メッシュネットワーク機能を搭載したBLEビーコンとなる。GPS(全地球測位システム)の届かない地下や建物内に大規模ネットワークを構築し、GPSと同じ機能を発揮する。1枚数千円程度の小型タグを設置して、「屋内の測位インフラ」「センサーネットワーク」「遠隔監視・遠隔制御」などの同時利用が可能だ。

     

     丸田社長は「EXBeaconプラットフォームは施設全体をカバーする新たなインターネットといえる。人やモノの位置を測り、さまざまなセンサー情報を集約する“巨大センサー”として働く」と説明する。

     

     既にオフィス、工場や倉庫、ホテル、空港港湾などさまざまな施設で従業員の位置の把握や設備機器の管理などに導入されている。建設現場では、作業員の位置や動線の把握、勤怠管理、資材の所在確認などの手段として効果を発揮しつつある。

     

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    掲載日: 2017年12月1日 | presented by 建設通信新聞

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