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大成ロテ/ホイールローダーの衝突防止/3段階で走行制御
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大成ロテックは、中部支社小牧合材工場と東海北陸自動車道高山舗装工事の仮設合材工場で、ホイールローダー用の衝突防止補助装置を導入した=写真。死角が多い敷地内で車両と作業員が入り交じって作業するアスファルト合材工場での安全性向上の取り組みの一環で、今後、適用機種の拡大を目指して小型機械への導入や装置の小型化など改良を進めていく。
同装置はホイールローダーの走行レバーを後進にすると制御を開始する。後進中に機体後方に設置した測域センサーが障害物を検知すると、あらかじめ設定した検知距離に応じて「警告音での注意喚起」「走行をニュートラルに切り替えて減速」「パーキングブレーキを作動させ走行を完全に停止」の3段階で制御を行う。2段階目にニュートラル状態を挟むことで、慣れによる注意喚起への警戒心の薄れ、ブレーキシステムや油圧機器の故障など、従来の安全装置で懸念された問題を軽減した。
最大検知距離は10mで、警告音は検知距離に応じて変化し音量調節も可能。暗所でも障害物検知が可能なため、夜間作業にも対応している。装置を使用したオペレーターからは「死角の障害物に正確に反応するので安心感がある。また、夜間や雨天でも良好に作動している」との声が寄せられている。
残り50%掲載日: 2018年12月18日 | presented by 建設通信新聞