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會澤高圧コンクリート/コンクリート用3Dプリンター実用化へ強度実験着手
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>生コンクリートやコンクリート二次製品の製造販売などを手掛ける會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市、會澤祥弘社長)は、コンクリート用3次元(3D)プリンターの実用化に向け、強度実験に着手する。
ロボットアーム先端のノズルからモルタルを流し出し、層状に構造物を構築していく仕組み。オランダのCYBE(サイビ)が開発した3Dコンクリートプリンターを導入している。2・5メートル程度の壁であれば50分程度で造ることが可能。曲線部が含まれる形状の造形物も、ある程度構築できるようになってきたという。
今後、造形物の強度を本格的に調べていく。繊維と組み合わせて強度を向上させることや、型枠としての活用も視野に入れている。当面は、展示用オブジェや荷重があまりかからない構造物などへの適用を目指していく。将来的な担い手不足が懸念されている中で、従来通りに型枠を構築して生コンクリートを打設していく対応が難しくなっていく可能性もあるため、新技術の開発に取り組むことにした。
残り50%掲載日: 2019年1月23日 | presented by 日刊建設工業新聞