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高校生が技能体験/建築現場の実作業に挑戦/竹中工務店・東京竹和会
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>竹中工務店と東京竹和会は1月31日、2月1日の2日間、東京都江東区の同社東京本店で高校生を対象とした技能体験会を開いた。参加した生徒たちは悪戦苦闘しながらも躯体から仕上げまでの各職種の実作業などに取り組んだ。
技能体験会は東京竹和会の若手経営者で組織する東京竹和会ユースが企画し、今回で4回目。31日は都立蔵前工業高校、1日は都立墨田工業高校が受講し、建築科の1年生計70人が参加した。
実作業の体験では鉄筋、型枠大工、左官、電気設備、タイル、造作・住設、塗装、内装のほか、新たにとびを追加。生徒は班に分かれて25分ずつ9職種のブースを回り、各協力会社の社員の説明を受けながら、実際の作業に挑戦した。
今回、新たに実施したBIM体験授業では、東京本店内のBIMスタジオで、現場のBIMデータとVR(仮想現実)デバイスを活用し、3次元空間内で現場を巡回した。また、CAD体験では金属製品の設計体験として、AutoCADを使ってプレートの図面を作成した。
東京竹和会ユース委員長の栗原教史栗原工業代表取締役は「体験会に参加した生徒が出展会社や竹中工務店傍系会社に就職しており、良い循環ができている。入社後も意欲が高く、成果が出ている」と話した。
1日にとびの技能を体験した女子生徒は、仮設足場の組み立てに挑戦し、「難しそうだったが、意外と簡単に組み立てができた」と感想を述べた。
残り50%掲載日: 2019年2月4日 | presented by 建設通信新聞