建設技術者向けNEWS

　テラドローン（東京都渋谷区、徳重徹社長）は、ＫＤＤＩと新潟県長岡市の協力の下、スマートドローンの完全自律飛行に成功した。安全な飛行高度を設定する３次元地図と、自動充電するドローンポートにより１００ｍ以上の高低差を自動判別し、約６.３㎞の長距離飛行を実現した。

　ドローンポートはプロドローン（名古屋市）が開発した画像認識による自動着陸機能を活用して、目的の場所に正確に着陸して自動充電できる。

　実証でドローンは離陸地点からドローンポートを経由して長岡市にある錦鯉を養殖する棚池に薬剤を散布後、着陸地点に帰還した。テラドローンとＫＤＤＩはモバイル通信ネットワークを活用したスマートドローンによる安全な長距離自律飛行が可能となるインフラの構築を目指す。