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第32回村野藤吾賞 三分一氏の直島ホール
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>村野藤吾記念会(古谷誠章代表)は7日、第32回村野藤吾賞を三分一博志氏(三分一博志建築設計事務所)の「直島ホール」に決めた。授賞式は5月15日に東京都港区の国際文化会館で行う。
直島ホールは、自然空調を前提としたホールと集会所、庭園からなる災害拠点を兼ねた町民施設。設計者の2年半にわたる調査で、集落の各民戸が夏の風を室内に導くために南北2つの庭と続き間を配していることが判明。建物や井戸の配置、街路、集落のつくりそのものが設計者が語る“動く素材”を通じて固有の姿形を現代に伝えており、その風・水・太陽の集落のつくりをどのように次の世代に伝えるかが大きなテーマとなっている。地域の伝統を継承しつつ、文化芸術、スポーツなどさまざまな町民活動と現代アートの聖地を目指して世界から訪れる観光客と町民の交流拠点となっている。
残り50%掲載日: 2019年3月8日 | presented by 建設通信新聞