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  • エアロセンスAIで傷、劣化を自動判別/UAV向けクラウドサービス

     エアロセンス(東京都文京区、谷口恒代表取締役)は6日、産業用UAV向けクラウドサービス「AEROBO Cloud(エアロボクラウド)」において、AI(人工知能)により傷や劣化などを自動で判別し、UAV空撮による点検作業をサポートする点検機能の提供を開始した。その初弾として、シート上の傷や劣化を検出するシート点検エンジンが利用できる。

     

     同社では、昨年からUAVによる空撮とエアロボクラウドによるデータ処理を組み合わせた「AEROBO(エアロボ)点検」に取り組んでいる。作業の際、いままではクラウド上で作成したオルソ画像(電子国土基本図)を拡大し人の手で損傷位置を確認していた。

     

     今回、クラウド上で提供を始めた自動点検機能は、損傷をAIに学習させることで損傷の判定が自動化できるようになった。点検エンジンの導入により、従来の作業時間の約60%削減を実現し、効率的なワークフローを実現する。

     

     エアロボ点検で用いる点検エンジンは、ディープラーニングにより検出の自動化と高い精度を実現する。シート点検の場合、天候による光の加減や降雨による湿潤、土汚れなどさまざまな状態のシート画像から、補修が必要なレベルの傷や劣化を90%以上の精度で検出できる。同社は引き続き、利用可能なエンジンを拡充していく予定だ。赤外線画像による点検や壁面点検についても研究開発を進めるほか、点検結果の確認の効率化に向けたウェブブラウザ上でのUI(ユーザーインターフェイス)開発も進めている。

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    掲載日: 2017年12月11日 | presented by 建設通信新聞

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