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山岳トンネル/仕上がり可視化/福田組 SfM技術を活用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>福田組は、日本電気とNECソリューションイノベータ、演算工房と共同で、SfM(ストラクチャー・フロム・モーション)技術を導入した写真測量によりトンネル掘削時の仕上がり状況を可視化し、掘削の過不足をガイダンスする「Te-Sアシスタント」を開発した。
山岳トンネル工事の施工中は、実際の掘削形状と設計断面との整合性を作業員が目視で確認しているため、掘削の過不足に伴う作業ロス(手戻りや手待ち)や安全面のリスクが懸念されている。
SfM技術を活用した新技術は切羽、インバートなどの掘削個所を撮影した画像を用いて点群データを作成。それを基に掘削形状と設計図面を自動で解析し、比較結果を表示する。掘削の過不足を面的にリアルタイムで把握でき、無駄の少ない効率的な作業が可能となる。また、導入コストも3次元スキャナーなどと比べ、低くなっている。
福田組が施工中している松ヶ鼻(旧竹ヶ鼻)トンネル(新潟県発注)の一部区間のインバート掘削の管理で適用し、有効性を確認。今後は切羽の掘削管理や覆工、インバートコンクリートのボリューム管理などにも汎用性を高め、全国のトンネル現場への展開を計画している。
残り50%掲載日: 2019年4月4日 | presented by 建設通信新聞