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生産性向上へ共有・標準化/BIMモデル活用調査/日建連設備情報化部会
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本建設業連合会(山内隆司会長)の建築生産委員会設備部会設備情報化専門部会は、2018年度の活動報告として「建築設備におけるBIMを取り巻く周辺技術とBIMモデルの活用に関する調査」の結果をまとめた。設備施工ではBIMの情報(属性)を有効活用している事例は少ないことから、生産性向上や施工の効率化に向けては、事例や取り組み内容を設備会社や業界間で共有・標準化することが望ましいとしている。
調査に当たっては2つのワーキンググループ(WG)を設置。うち、設備施工におけるBIM活用メニューと周辺技術を担当するWGでは、▽3Dスキャン技術と建築設備での活用▽工場製作・加工におけるBIMモデル活用事例--などを調査した。
3Dスキャン技術については、改修の工事計画などで使用する場合、それほど高い精度、解像度、長距離性能は必要としないが、設備は対象が複雑で測定個所数も多いため、計測時間が短く、持ち運びしやすいスキャナーが適しているとしている。
建築設備での3Dスキャン活用に当たっての最大のネックとしては、点群データからの設備部材の復元モデリングを挙げている。点群データについては依然としてデータ量が膨大なため、適切な精度・解像度の選定やデータ保管方法に注意が必要としている。
残り50%掲載日: 2019年4月8日 | presented by 建設通信新聞