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危険体感、理解促す/東亜道路 ローラー特別教育
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>東亜道路工業は、新入社員研修の一環として実施しているローラー特別教育プログラムに、仙台銘板の工事現場事故体験VR(仮想現実)システム「LookCa(ルッカ)」を導入した。研修には同社と関係会社の新入社員27人が参加。9日に千葉県芝山町の芝山機械センターで実施した同プログラムの実技講習では、大小5台のローラーで訓練に取り組みながら順番待ちの時間でVRを体験し、現場での危険を学んだ=写真。
同社は、管理者がローラーの特性を理解することは自身や作業者の身を守る上で非常に重要だという考えから、10日間の新入社員研修のうち2日間を労働安全衛生法に基づいたローラーの運転のための特別教育に充てている。
ルッカでは、ローラーによる巻き込み災害や自動車運転時の交通事故など14の事故シーンを体験できる。VRを体験した新入社員は「いくつかの場面を体験したが、どれもリアルなものだった」「ローラーの巻き込み災害体験では気がついたら死んでおり、周囲の安全確認の重要性が実感できた」などと感想を述べた。
工務本部ICT推進室の大場拓也室長は「受講者はこれから作業員に危険を指導する立場になるが、危険を理解していなければ教えることができない。VR体験を通じてどうすれば事故に遭わずに済むか考えてほしい」と語った。
残り50%掲載日: 2019年4月10日 | presented by 建設通信新聞