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NIPPO/流動性2倍に向上/急速硬化型補修材を改良
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>NIPPOは、コンクリート舗装やアスファルト舗装の段差・くぼみ、ポットホールなどの補修に用いる急速硬化型の樹脂系補修材「スマートモルタル」をリニューアルした。流動性を従来の約2倍に向上させ、要望が多く寄せられていたゼロ擦り付けの作業性向上を実現した。
流動性を向上させたことで、ゼロ擦り付けの作業性に加えて混合の容易性、施工の迅速性、仕上がりの均一性、下地への密着性も向上した。柔軟性に優れるため、割れや欠けにも強い製品となっている。
同製品は、袋に入れた材料を揉むだけで使えるため取り扱いが容易で、施工も金ゴテなどできれいに仕上げることができる。乾燥面、湿潤面でも接着性に優れるためプライマーは不要で、耐久性はコンクリートと同等の強度を持つ。硬化までの時間も短く施工後の早期開放も可能だ。リニューアルに伴い、滑り止め用の撒き砂を標準同梱とした。
価格は従来どおりの20㎞1セットで1万5800円。技術本部総合技術部技術研究所の植松祥示研究第二課長は「通常、柔らかさを増すためには樹脂の量を増やす必要があるが、樹脂をできるだけ増やさないように配合することで、値段は据え置きのまま4月からリニューアル版に切り替えた」と説明する。今後、営業体制を強化し年間1万セットの販売を目標としている。
残り50%掲載日: 2019年6月24日 | presented by 建設通信新聞