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3Dプリンティング技術/アイデア、構想を公募/前田建設・ICIリアルファンタジー営業部
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>前田建設は、建設領域で使用できる3Dプリンティング技術をテーマに、革新的な技術を持つベンチャー企業や、これから起業・事業化を考えている個人、研究機関などからアイデアや構想を募る。募集期間は7月23日まで。
空想技術にイノベーションを吹き込むことで、社会実装の実現を目指す「ICIリアルファンタジー営業部」の取り組みとして、8月9、10日に同社・ICI総合センター(茨城県取手市)で第1回「BootCamp」を開催。公募したアイデア・構想の磨き上げを行う。
優れたアイデアや構想については、共創事業パートナーとして、例えば、社会的課題の解決に取り組むベンチャー企業に対する資金的支援の仕組みである「MAEDA SII」により、事業規模やフェーズに応じた出資を検討する。ICI総合センターの施設や実験設備の活用、同センターが持つインキュベーション支援メニューの利用などによる支援も行う。
3Dプリンティング技術と呼ばれる積層造形の技術は、自動施工による生産性の向上や大幅な省人化が図れることから社会的な課題となっている労働力不足の解決方法として期待されている。
同社はセメント系材料を用いた3Dプリンティング技術の研究に取り組み、実施工用のコンクリート3Dプリンターを開発したが、構造物を構成する材料としてコンクリートだけでは成り立たず、それを補強する鉄筋もしくは鉄筋の代替となる構成材料が必要と判断。コンクリート補強剤の造形材料や、その3Dプリンティング技術を募集することにした。
また、コンクリート3Dプリンターだけでなく、建設領域全般における飛躍的な生産性向上を図るため無人化施工を目指し、 3Dプリンターの高い位置決め精度や高精度測位、造形物の出来形確認などの技術、 まったく新しい造形材料や3Dプリンティング技術、考えもしなかった異分野での3Dプリンティング技術の活用方法などを募集する。新設だけでなく、既設の補修・補強技術も対象とする。
残り50%掲載日: 2019年6月27日 | presented by 建設通信新聞