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  • “山場”の屋根工事いよいよ/工期3分の1経過/新国立競技場

    【108パーツ2万t、2月から開始】

     

     2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場。2016年12月に着工した本体工事は、工期36カ月の3分の1が過ぎた。地上工事と地上躯体工事が進み、すり鉢状のスタジアムが姿を現してきた現場では、18年2月からいよいよ“最大の山場”となる屋根工事が始まる。

     

     新国立競技場の屋根は、鉄骨と木材3つのユニットを1パーツにした、全108パーツで構成する。1パーツは平均約180t、屋根全体で使う木材は約2000m3におよぶ。地上に設ける10カ所のヤードで同時に製作し、完成したものから吊り上げて組んでいく。屋根工事は19年5月に完了する。

     

     日本スポーツ振興センター(JSC)は、スタンドを覆う形で、競技場中央トラックの高さ50mにせり出すため、安全確保や誤差なく組み合わせる精度が必要な高難易度の工程になるという。

     

     新国立競技場は、大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JVの設計施工で、19年11月末の完成を目指す。

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    掲載日: 2017年12月20日 | presented by 建設通信新聞

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