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アジア航測/鉄道分野でMMS展開/調査・検査を効率化
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>アジア航測は、MMS(Mobile Mapping System) 技術を使った鉄道分野向けの新サービス、「RaiLis(レイリス)」の提供を開始した。 点群処理技術を鉄道向けに改良・パッケージ化して提供することで鉄道設備の調査・検査の効率化、高度化に寄与する。
レイリスは、レーザースキャナーなどのセンサーを搭載した車両で線路上を走行しながら、線路周辺の高密度3次元点群を取得することで、建築限界確認を始めとする鉄道施設の維持管理の効率化、高度化、均質化を図る。MMS技術の鉄道への応用に当たっては、2014年からJR西日本と共同で技術開発を進めてきた。
線路と周辺設備の高密度3次元点群データを取得する計測サービス、取得した点群データを解析処理して建築限界確認、ホーム限界測定、見通し解析のリポートや図面データを作成するコンサルティングサービス、点群データ上で測定作業や帳票出力を効率化するためのシステム構築サービスを提供する。
将来的には、法令検査への適用や仮想空間での施設管理業務の場面に役立つ計測・解析技術を一貫して提供する。
MMSはレーザースキャナー、デジタルカメラ、GNSS(全地球衛星測位システム)測量機などのセンサーを車両に搭載し、移動しながら周辺の3次元情報を取得する技術。アジア航測は、1998年ごろから道路分野を中心にMMSを使った国内最高水準の計測サービスを先駆けて提供してきた。
残り50%掲載日: 2019年7月8日 | presented by 建設通信新聞