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国交省/技術研究開発助成で新規10件採択/i-Con推進へ技術開発支援
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は2019年度の建設技術研究開発助成制度で、建設現場の生産性向上策i-Constructionを推進する技術開発10件を新規課題に採択した。継続課題として5件を採択することも決めた。現場ニーズに基づき二つのテーマを設定。応募19件(新規課題14件)の中から評価委員会の審査を経て15件が選ばれた。1年間で1000万円を上限に助成。交付期間は2年まで。
採択課題は次の通り。▽課題名=申請者(予定額)。
【新規課題】
〈新工法を活用した建設現場の生産性向上に関する技術〉
▽複数広視野カメラを用いた建設機械周辺の安全性確保技術の開発=東京大学(975万円)
▽人工知能(AI)を活用したトンネル切羽の地質評価と肌落ち予測支援による災害防止に関する研究開発=先端建設技術センター(1000万円)
▽自動復元設計技術と深層学習を融合させた橋梁維持管理システムの開発=香川大学(520万円)
▽デジタル打音検査とAI・シミュレーションの統合的活用によるコンクリート内部構造診断の実現=東京大学(1000万円)
▽地中レーダーによる地下埋設物データベースの構築と油圧ショベルによる掘削時の埋設物損傷回避動作の実現=東京大学(975万円)
▽無人化施工における生体情報を活用した生産性向上のための分析評価システム=東京工業大学(949・7万円)
▽セメント系ハイブリッド3Dプリンターの開発=岐阜大学(950万円)
▽「中小建設業を対象とした映像を活用したIoT(モノのインターネット)施工法(Visual-Construction)」の開発-映像・画像情報を利用した4次元CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)とスマート土木の実現-=環境風土テクノ(887・7万円)
〈新材料を活用した建設現場の生産性向上に関する技術〉
▽コンクリート構造物の予防保全による延命化を目的としたケイ酸塩系表面含浸材の開発=岡山大学(1000万円)
▽耐久性・靱性および座屈回避機構を備えた複合材料ブレース材に関する研究=豊橋技術科学大学(988万円)
【継続課題】
〈新工法を活用した建設現場の生産性向上に関する技術〉
▽協調作業する掘削ロボットを用いたi-Constructionシステムの開発=千葉工業大学(1000万円)
▽新工法・新材料を活用した地下水排除工を用いた効果的な液状化・地滑り対策に関する技術開発=国士舘大学(1000万円)
▽中小スパン橋梁の点検・補修補強用移動足場ロボットの開発と維持管理プラットフォームの構築=長崎大学(1000万円)
〈新材料を活用した建設現場の生産性向上に関する技術〉
▽氷結晶の品質を制御する多糖を活用したコンクリート構造物の新たな凍害抑制法の開発=関西大学(1000万円)
▽重金属含有建設汚泥のリサイクルに向けた高分子汚泥処理剤の開発=広島大学(949万円)。
残り50%掲載日: 2019年8月19日 | presented by 日刊建設工業新聞