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  • コネクシオ/IoTとARの設備保全/カメラから詳細データ

     携帯電話を使ったソリューションサービスを提供するコネクシオ(東京都新宿区、井上裕雄社長)は、同社のIoT(モノのインターネット)サービスと、シュナイダーエレクトリック社の製造現場向けAR(拡張現実)ソリューションを連携した「Smart Ready IoT AR 設備保全ソリューション」の提供を開始した。作業者がタブレットのカメラを点検対象の設備にかざすだけで詳細なデータやマニュアル、操作ガイドが画面に表示される。

     

     新サービスを使えば、制御盤を開けたり、高所に登らなくても、機器内部のデータを確認でき、点検時間を短縮できる。操作ガイドを確認しながら順を追って点検作業を進められるため、未熟練作業者でも作業ミス・記録ミスを防止でき、熟練者の手元動画をコンテンツに組み込めば、作業現場で参照しながら作業できる。点検アプリは、現場をカメラで認識しなければ起動しないため、未実施や抜けを防げるほか、作業日時やかかった時間を自動的にサーバーに記録し、改ざんができない仕組みとした。

     

     PLCデータソース(標準機能)に加えて、さまざまなセンサーやアナログメーターなどのデータをARサーバーに連携でき、異常や故障予兆をIoTデータから判断して作業者に通知できる。点検で異常を発見した場合も、関連するIoTデータを同時に記録することで、相関関係や因果関係の分析が可能になり、根本対策の検討につながる。

     

     サービスは、コネクシオが導入コンサルティングからコンテンツ開発、導入支援までを支援する標準プランと、顧客自身が開発ツールを使ってARコンテンツを開発するライセンスプランをそろえたほか、コンテンツ開発サービスやARトレーニングサービス、タブレット提供などのオプションも用意する。

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    掲載日: 2019年8月28日 | presented by 建設通信新聞

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