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  • MCデータプラス「グリーンサイト」/キャリアアップと連携/登録作業を大幅削減

     MCデータプラス(東京都港区、飯田正生社長)は9日、同社が運営する安全書類作成サービス「グリーンサイト」を建設キャリアアップシステムと連携させる新サービスの提供を開始する。元請けや協力会社が行う現場や施工体制情報の建設キャリアアップシステムへの登録作業が削減可能となるほか、技能者についてはグリーンサイトの通門管理をもって建設キャリアアップシステムの就労履歴を蓄積できる。利用企業の利便性向上に加え、約120万人の技能者情報を抱えるグリーンサイトとの連携による建設キャリアアップシステムの普及にも期待が寄せられている。

     

     グリーンサイトは、8月30日に建設キャリアアップシステムの「就業履歴データ登録標準API連携認定システム」として認定を受けた。9日から提供する新サービスは元請企業が申し込みを行い、利用する各社が事業者コードと技能者コードを登録することで連携を開始できる。利用料は建設キャリアアップシステムの早期普及支援キャンペーンとして、2020年9月まで無料とする。

     

     新サービスでは、現場のIDや名称、住所、施工体制、施工企業名、工事内容、工期、次数などをグリーンサイト経由で建設キャリアアップシステムに反映できる。さらに20年からは、グリーンサイトに登録された作業員名簿を建設キャリアアップシステムの施工体制技能者情報に連携する機能も追加する予定だ。

     

     建設キャリアアップシステムに登録している技能者については、入退場の通門管理を就労履歴に反映できる。通門管理はQRコードやFelica、各種生体認証、スマートフォンアプリなど現場の規模・環境に合わせた就業履歴の登録方法が選択できる。

     

     加えて、建設キャリアアップシステムへの協力会社、技能者の登録状況を集計できる機能も実装した。データ分析クラウドサービス「cacicar for 建設」に建設キャリアアップシステムの項目を追加し、全社計だけでなく元請現場や支店ごとに時系列で職種、地域、年代別の加入率などを分析できる。

     

     今回、提供を開始した建設キャリアアップシステムとの連携サービスを皮切りに、グリーンサイトでは20年から、さらなるサービスの導入を目指す。

     

     グリーンサイトで登録した現場への入退場情報をもとに、勤怠管理・給与計算を行うサービスや元請会社独自の資格保有者の就労実績に応じて支払う手当ての金額を自動集計するサービス、協力会社の就労者賃金総額を集計するサービス、作業間連絡の調整を支援するサービスなどを企画している。

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    掲載日: 2019年9月9日 | presented by 建設通信新聞

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