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日立ソリューションズ/3D点群データで効率化/現地へ出向かず設備点検
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日立ソリューションズは10月10日から、「GeoMation 点検業務支援システム」の提供を開始する。トプコンの車載型移動式高精度3D計測システム(MMS)で獲得した3D点群データを活用することで電力柱や通信柱、架線などの点検業務の効率を向上させるもので、作業員が現地へ出向かずに点検業務を実施できるほか、経験が浅い作業員が熟練者のアドバイスを聞きながら、補修が必要な場所を判断できるようになる。
MMSで取得したデータから電信柱、架線、架線周辺障害物を抽出した例
同システムは、3D点群データから点検対象設備を自動で抽出する機能を提供し、広範囲に点在する点検対象設備の位置や高さ、設備周辺の障害物の状況を一度に確認できる。樹木伐採業務などの巡視点検での活用が期待できるほか、データを蓄積することで点検対象設備の変化も確認でき、点検結果の証明や点検計画策定用基礎データとして活用することもできる。
今後は、ドローンで取得した3D点群データの利活用も検討する。また、3D点群データ内で自動抽出できる設備の拡充や画像解析機能を追加することで、点検設備の種類判別などの機能を拡充していく。
残り50%掲載日: 2019年9月25日 | presented by 建設通信新聞