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  • 佐藤工業ら/メガネ型端末で打音検査/複数人業務も1人で

     佐藤工業とDynabook(東京都江東区、覚道清文社長兼CEO)は、メガネ型ウェアラブルデバイスを使った打音検査器「建コン診断AR」を開発して検査業務に導入した。これまで2-3人必要だった検査業務を1人で実施できる。2020年春をめどに外販する予定。

     

     佐藤工業では、インパクトハンマーと集音マイクロホンを組み合わせた2CH解析方式のコンクリート打音検査器「建コン診断ポータブル」を10年前から販売している。集音データをインパクトハンマー加力値で補正する方式で、叩く力加減に解析結果が影響されないため、多様な案件で採用されている。可搬型のタブレットをベースとした最新版も展開しているものの、検査作業自体は叩く人とタブレットに表示される検査結果を記録する人で、2-3人の人員は必要だった。

     

     建コン診断ARは、Dynabookが発売しているメガネ型ウェアラブルデバイスのインテリジェントビューア「AR100」に、検査状況と検査結果をリアルタイムで表示する。打音検査員は、叩きながら目線をタブレットに移すことなく、検査を続けられるため、従来の半分の時間で打音検査が実施できる。AR100に搭載したカメラを使って、叩くたびに検査部分の写真を撮影し、検査状況をデータで保存できる。プログラム本体をモバイルエッジコンピューティングデバイス「dynaEdge DE100」に移植しているため、1人で腰ベルトに本体を付けてAR100を見ながら打音検査できる。

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    掲載日: 2019年10月1日 | presented by 建設通信新聞

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