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  • 清水建設/自動運転と歩行者ナビ連携/施設内移動サービス構築

     清水建設は、施設・街区内の自動運転技術の展開に向けて、研究開発を進めてきた建物と自動運転車両やロボット間の連携基盤(自動運転プラットフォーム)を活用し、自動運転車両の配車リクエスト機能と歩行者ナビゲーションシステム(歩行者ナビ)の経路案内機能を組み合わせた新たな施設内移動サービスを構築した。

     

     これまで同社は、自動運転技術などを開発するベンチャー企業のティアフォーと共同で、東京都江東区の技術研究所内に高精度3次元デジタルマップや建物群BIMデータの施設情報と、自動運転車両の位置・走行状態などの情報を一元管理する管制・監視システムを構築。同時に、ティアフォーが開発する自動運転関連ソフトウェアを連携させ、複数の自動運転車両の同時走行実験、車両の到着に合わせてシャッター設備の開閉を自動制御する施設連携実験などを重ねてきた。

     

     今回構築した自動運転車両と歩行者ナビが連携した施設内移動サービスは、清水建設が開発した自動運転プラットフォームのプロトタイプに、歩行者ナビとティアフォーの自動運転技術を組み合わせることで実現した。

     

     清水建設は、引き続き自動運転技術を活用した移動・搬送サービスの実証実験を通じて、車両・ロボットと施設の連携技術の高度化を図り、自動運転プラットフォームの2021年度内の実用化を目指す。

     

     19、20の両日、東京ガス不動産主催の地域イベント「新豊洲SPORT×ART FESTIVAL2019」で、歩行者ナビと連携した自動運転車両走行の体験会を実施する。住宅展示場「豊洲まちなみ公園」を対象エリアに、歩行者ナビアプリ画面での自動運転車両の配車予約から、乗車位置までのナビゲーション、目的地までの車両移動に至る一連の移動サービスを展開する。

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    掲載日: 2019年10月18日 | presented by 建設通信新聞

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